住宅正面の園路は砂利部分には燻煙枕木、植込み部分にはネオストーンイエロー300×600を使用しています。ネオストーンは、自然石特有の繊細で美しい表情をコンクリートで再現したものです。ナチュラルな庭にも自然と溶け込みます。
前庭から主庭を望みます。芝生の中に導線は付けずに、オープンスペースを意識したつくりにしました。奥に広がる樹木が、借景としてよく効いています。
右上のソイルレンガ210エッジングは敷材はソイルレンガ210＋クォーツサイトです。クォーツサイトは天然石（石英岩）で、やさしい色合いが芝生やレンガとよく馴染みます。同じ形が一つとない、大小様々な形の組み合わせを、まるでパズルのように貼り合わせていきます。周辺に敷かれている砂利はキャラメルクラッシュと言って、洋風やナチュラルガーデンによく合います。
左下はテラスに添えられた据え付け型のウッドベンチです。テラス形状に合わせてRにしました。座面は取り外し可能で、降雪前に物置に入れます。
手前に見えるのはチェアスペース、奥に見えるのが畑のユーティリティスペースです。ベンチはハードウッドを使用したアンティーク風のものをチョイス。陽射しを浴びて、風を感じ、四季の移ろいに想いを馳せる。そんな贅沢な時間を過ごせます。
右下の写真は畑側から主庭を望みます。全体をRで構成することにより、庭に更なる奥行きと解放感（もともと開放的な場所ですが・・）がでました。
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